みなさんこんにちは。PARAPHILIAスタッフです。
おそろしいことに、昨日の続きです。
収録当日、東京は渋谷駅近くの雑居ビルの前に、
夜10時に集合するように、と、
番組からのハガキに書いてあったとおりに現地へ向かいました。
もし奴隷に選ばれた場合、収録は深夜までかかるため、
その場合は自宅まで車で送ります、とあったので、
まあ終電で帰れるだろうと思っていました。
ついてみると、私以外に5人いて、全部で6人。
ひとりずつ順番に女王様に面接していただき、
全員が終わった後に「合格発表」があるとのこと。
そして、どういう流れで決まったのだったか、
私がトップバッターとして、
女王様がお待ちになるビルの地下の部屋に入りました。
面接で今でも思い出せるのは、入る前のドアのノックと、
「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と
緊張で震えた声で言ったことくらい。
もちろん、女王様の威厳ある佇まいと、
凛々しいお顔、低めのお声ははっきり憶えています。
入室から10分ほど経っていたでしょうか。
「お前の面接はこれでおしまい。上がっていいわよ」と
女王様に言われ、部屋を出たあとは、
番組収録用のバンの中にあった小型テレビで、
明石家さんまさんの「恋のから騒ぎ」などを
見ながら過ごしました。
6人目の面接が終わって数分ほどで、番組のディレクターが
待機の車に戻ってきました。
「面接の結果、見事選ばれたのは、1番の○○さんです」
「え? おれ?」
「おめでとうございます。○○さんにはこれからさっそく、
プライベート奴隷としての最初の任務についていただきます」
他の5人が帰り、終電も終わった深夜1時半ころだったでしょうか、
今はもうなくなった渋谷駅西口前の歩道橋を、
首輪をされめでたく「飼い犬」となった私は、
よつんばいの姿勢で、女王様とともに一周したのです。
夜風が身に沁みました。
後日、番組で、この「夜の散歩」が
一部だけですが放映されることとなります。
この後の話(クリスマスのエピソードもあります)は、
いつか機会がありましたら。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。