みなさんこんにちは。
PARAPHILIAスタッフです。
ゴム人間の海賊とか、巨人が進撃するとか、
動物の擬人化とか、異世界に転生してウハウハとか、
いまでこそ当たり前? の設定ですが、
昔は、こうした非現実的な物語は
すべて「SF」というジャンルに分類されていました。
SFとは、Science Fictionの略、
つまり科学の要素が含まれた作り話、ということですね。
私が青少年だったころ、「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」
など、宇宙を舞台にした作品は
「SFテレビアニメ」として人気があったのですが、
上にあげたような設定の物語は、まだまだ小説の中だけで、
もっぱら大人がたしなむものだったように思います。
今回のタイトルにした小説も、
残念ながら宇宙SM(なんだそれ)がテーマではなく、
地球と月の間の戦争を描いたもので、
後のさまざまな作品に影響を与えているのではないかと思います。
今どきは簡単に「元ネタ」なんて言われていますが、
元になった作品をどんな風にアレンジ・味付けをするか? が
問われている時代なのかもしれませんね。